Kotlinフリーランスってどんな案件の求人があるの?

Kotlinとは?

Kotlin はJava VM上で動作しますが、Java VMにあったオーバーロードはほぼなく、かなりスピーディに動作することが特徴です。Java VMは、OSを問わずにプログラムが動くため、そのOSレイヤの層の動作を吸収する分だけ、動作が遅くなってしまうのが実情でした。

しかしKotlinは、その点がスピーディになるよう解決されています。つまり、従来のJavaにあった、「スピードがそれほど早くない」という欠点を補っているのです。Kotlinなら、Java VMの上で早く動かすことができるのです。しかし、VMの上で動作するといっても、Javaよりもはるかに簡潔に記述できる上、おかしな例外も発生しづらいという特徴があります。

JavaからKotlinに入ったというエンジニアは多いと思います。Javaが、エンジニアはコーヒーをよく飲むことから、ジャワコーヒーにちなんで名付けられたのですけれど、Kotlinは、コトリン島という小島から名付けられています

簡潔に書くことを目的のひとつとしているため、“;“がなく、型推論もしてくれるので、コンパイラに任せて良いのです。しかもそのコンパイラも早く、オブジェクト指向型でありながら、オブジェクトのロードに時間がかからず、スクリプト言語のように、書いたそばから実行できます。

そしてKotlinは、Apacheライセンスの元、オープンソース化されているので、誰でも開発に参加できるのでおすすめです。UIも公開されています。

そして、特徴としてAndroid上で動作するというものがあります。オープンソースなのでiOSでは動作が厳しくなっています。iOSはアップルのOSなので、Java VMが動作しません。よって、Javaのマルチプラットフォームはあくまで、Windows、Linux、FreeBSDおよびSolarisなどに限られています。

フリーエンジニアのKotlin案件・求人の案件の動向

Kotlinエンジニアのフリーランス案件の動向としては、アプリ開発が増えています。iPhoneが国内では圧倒的なシェアを持っていますが、それは日本人の高品質志向、ブランド志向のあらわれであって、世界的にみてみると、Androidスマホのシェアは極めて高いのです。日本の国内における、AndroidとiPhoneのシェアがどうなってくるかはまだわかりませんが、iPhoneは最新のモデルが20万円を突破したこともあり、かなり手が出ない価格帯になりつつあります。

そこで、今後は日本でもAndroidのシェアが伸びていく可能性は十分あります。よって、Androidスマホのアプリ開発は、今がまさに旬であり、今後はさらに伸びていく可能性が十分考えられるのです。

フリーランスに委託される案件は、Kotlinを使ってのAndroidのスマホアプリ開発が多くなっています。GoogleがKotlinをアプリ開発言語に選んだからです。スマホアプリは今もっとも熱い業界であり、案件数も伸びています。業界の中心的存在なので、これからもホットなプロダクトが生まれていくことでしょう。それに関わることができるのは、フリーランスとして大きな喜びではないでしょうか。

開発案件はアプリだけでなく、サーバサイドの開発でもニーズがあります。JavaのVM上で動作しながら、Javaより軽いKotlinは、主にベンチャーやスタートアップのウェブサービス開発で使われることが増えてきました。

2011年に登場した新しい言語なので、“枯れた“言語ではないため、大企業で使われることは少なく、その反面、新しい技術が好きで、イノベーティブなスタートアップや新興系ベンチャーで使われがちです。よって、Kotlinが実装できると、何かとフリーランスで有利なのです。

Kotlinエンジニア案件・求人の報酬相場

では、フリーランスKotlinエンジニアの報酬相場をみていきましょう。Kotlinができると、月60万から80万程度の相場でオファーされることが多くなっています。エミリーエンジニアでも、多くて85万円、というところでしょうか。月85万円を超えた案件が1年継続すると、だいたい1020万円の年収となります。

1,000万円プレイヤーは、稼げるようになってきたフリーランスエンジニアにとってもひとつの到達点ではないでしょうか。税金が多少高くなっても、目指す価値はあります。報酬は他のフリーランスと比べても、そこそこで、一般の会社員よりも雇用の不安定さというリスクを取っている分だけ、高くなります。

フリーランスは売上が高いというのは、インターネット上の体験談をみていてもわかるのではないでしょうか。フリーランスは報酬こそが、仕事の対価なので、仕事でパフォーマンスを出せば出すほど、報酬につながります。フリーランスは出世や社内政治にかけるコストがない分だけ、報酬につながりやすいのです。

Kotlin案件の求人情報 事例

    フリーKotlinエンジニア求められるスキル

    では、Kotlinエンジニアに求められるスキルはどのようなものでしょうか。初心者、中級者、上級者にわけて、Kotlinエンジニアが持つべきスキルについて確認していきましょう。

    初級Kotlinプログラマに必要なスキル

    初心者は、まず環境構築からです。といっても、Java VMで動くので、Javaの環境はただインストールするだけですから、まずHello Worldを表示させましょう。Javaとの言語の違いがわかると思います。プログラムを書いていく上で、クセや特技などがわかるようになってきたら、初心者卒業です。

    実行速度が早いのですが、それが他のプログラミング言語と比べて目に見えて早いのか、実感するだけでも、成長につながるのではないでしょうか。ちなみに、JavaにはHelloWorldのクラスそのものがあり、簡単に実行できますが、Kotlinにはそのクラスはありません。よって、一から書くだけでも勉強になります。

    中級Kotlinプログラマに必要なスキル

    中級者はKotlinでスマホアプリを作ってみましょう。いきなりハードルが上がったように感じるかもしれませんが、アプリを組めることは大きなアドバンテージです。Kotlinで開発するならまずはAndroidアプリになります。Kotlin/Nativeを使えば、Java VMが動かないiOS向けのアプリも、ネイティブバイナリを作成して開発することができます。つまり、KotlinでAndroidアプリもiOSアプリも開発できるということです。

    Kotlinでは他のプログラミング言語と比べて、書きやすいといいますか、実装が早くなるのは事実ではないでしょうか。Kotlinを使って、簡単なアプリでいいので作ってみましょう!そして、Android Studioという、IDE(統合開発環境)をインストールして、開発・デバッグに励みましょう。

    上級Kotlinプログラマに必要なスキル

    上級者はアプリの開発に加えて、サーバサイドの記述ができると即戦力につながります。なんといっても、フリーランスであるからには、Kotlinを利用して稼げるようになるのが第一目的です。よって、アプリ開発だけでなく、サーバサイドも書けるようになりましょう。

    サーバサイドの案件は意外と多く、WebアプリやAndroidアプリのバックエンドとして、作り込みたいというニーズが高くなっています。Webサービスではフロントばかりが注目され、そこをどれだけ早い工数で作り上げることができるか、フリーランスは腕が問われることとなります。しかし、バックエンドのサーバサイドの記述は、なかなかセキュアで、しかもデリケートな顧客情報を扱うため、責任も重くなっています。

    また、そうしたセキュリティの観点から、Kotlinエンジニアはあまりリモートの案件が多くありません。リモートワークをしたいのであれば、RubyやPythonがいいでしょう。Kotlinはサーバサイドを書くという使われ方をし、また、クライアントのデータ(個人情報)を取り扱うなどする以上、セキュリティを維持するため、在宅案件が少なくなるのが難点です。それでも、フリーの信頼性を生かして、エミリーエンジニアでは在宅のKotlin案件も掲載されています。

    Kotlinフリーエンジニアの将来性

    ではKotlinの将来性はどうでしょうか。まずJava VM上で動作するのは大きいです。Javaが市場に登場して20年以上が立ちますが、C++やCよりもはるかにマーケットシェアを獲得した理由として、メモリ管理から開放されている点や、メモリリークが起きない点が挙げられます。

    これはJavaの例ですが、Kotlinも同様、メモリ管理やポインタといった、初心者が極めて躓きやすい点をみごとにアーキテクチャで解決し、書きやすく仕上げていることが普及の一因となります。Kotlinは新しい言語のため、まだまだ一般に多く広がっているとはいい難いのですが、新しいもの、合理的なものが好きなエンジニア界隈では多く使われています。

    将来がどうなるか、予測はしづらいのですが、KotlinができるということはJavaも書けるということであり、オブジェクト指向の基礎を身につけておくと、Kotlinが廃れても他の言語には移りやすくなります。オブジェクト指向は、何かと議論を呼ぶ実装手法ではありながらも、他に代替案がないというぐらい、広がっている設計思想です。

    よって、Kotlinを学んでおいても、損はありません。ただ、稼げるようになるには、アプリが開発できます、Kotlin一本だけです、というのではライバルに差をつけられてしまいますので、開発環境のインフラ知識やネットワークといった、コンピュータサイエンス全般の知識が必要です。

    ソフトウェア工学全般を学んでいくことで、よりスキルが高まりますし、稼げるようにもなります。よって、Kotlinだけでなく、IT系の知識と経験を大いに生かして、どんどん稼いできましょう。

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