Unityフリーランスってどんな案件の求人があるの?
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Unityとは?
いきなりゲームの話をしましたが、Unityが必要とされているのはゲームだけではありません。AR/VR/MRといった、今流行りの仮想現実の設計も可能です。そればかりではなく建築系では3Dで内部を表現、医療系では人体の動きを再現など、さまざまなシーンに応用がされています。それだけ、幅広く使われるようになってきたのです。
さらに、昨今でUnityにおいて注目すべきなのが、ポケモンGOと白猫プロジェクトという有名なゲームを作ったことと、VRゲームの業界も、Unityに力を借りて大きく進歩しようとしている点です。Unityはシンプルなゲームから複雑なゲームまで作れますので、ネイティブソーシャルゲームの世界で多く使われているのです。
Unityエンジニアは、素人のUnity愛好家とどう差別化すべきかという点は、やはりインターフェースの作りこみや、ユーザビリティの点ではないでしょうか。素人のUnity愛好家でも、優れたUIを実装する人はいます。しかし、プロという点において、やはり利用者目線でプログラムを組めることは大切です。
Unityはこれから、VRのジャンルで大きく羽ばたくでしょうし、ソーシャルゲームは何かと世間を騒がせるので規制が入るかもしれませんが、ゲームそのものは若者の生活と切り離せないので、今後も発展が見込まれます。
Unityは、誰でも手軽にゲームが作れるので、素人の方でもゲームが作れます。しかしプロとしてのニーズは高く、アセットストアと呼ばれるライブラリを使えばグラフィックや3Dモデルの原画が手に入ります。データになっているので、そのアセットを手に入れることで、自由自在に、複雑なプログラミングが可能となるのです。
たとえば、犬の動きや、サンタクロースとトナカイの空中浮揚など、複雑な動きもアセットストアからダウンロードすることで、自分のゲーム内に再現することが可能となるのです。これでよりバラエティ豊かな表現ができるようになり、ゲームの魅力が増します。
ゲーム内の挙動は、最初から実装すると非常に手間がかかりますが、アセットを利用することで、再利用が可能になります。ゲームデータで、無料も有償もありますが、無料の分だけでも、ゲームの作り込みには問題ないほど、多種多様のアセットが準備されているのです。
フリーランスのUnity案件・求人の動向
案件の動向として、多いのがソーシャルゲームです。ソーシャルゲームは他のプレイヤーとコミュニケーションが取れたり、ガチャを引いてレアアイテムを手に入れたりなど、ハマる要素が大きいので、ニーズは高いのです。そして、やはりソーシャルゲームはまだまだポテンシャルがあるので、参入する企業も多いのです。
かつては、ソーシャルゲームが人気でしたが、最近は育成ゲームに市場が移りつつあります。
案件の傾向として、そうしたブームがあることは否めないので、Unityの開発はどのジャンルが多いのか、常に見極めておくと迷子になりづらいのではないでしょうか。
案件を選ぶときは、目の前の高報酬や採用のされやすさに飛びつくのではなく、そのプロジェクトを通じてどのように自分のスキルが成長するのか、チェックしておく必要があります。フリーランスエンジニアとしてソーシャルゲームに関わると、次の面接時に、守秘義務のからみでゲーム名を出せないこともあります。よって、どのような立ち位置で、どのように人と関わりながら、どのような部分を担当したのか、つねに言語化できるようにしておかなければなりません。
特に、関わったプロジェクトが有名なゲームのラインナップであればあるほど、言いたくなる気持ちが起こりますが、それでも、守秘義務もありますし、あまり業務の内容で機密事項に触れる部分を公開するのは、自分のイメージの観点からも望ましくありません。
しかし、フリーランスである以上、案件をつながなければ生計が成り立ちませんので、現在のフリーランス契約先と、どの程度まで実績として明かしてよいか、相談するのが大切です。そのコミュニケーションを怠ると、無断で機密を話したとして次の仕事先にも印象がよくありませんし、トラブルの元になります。
Unityにおいては、知名度の高い案件や、今後、社会に浸透していったり、CMを打ったりして徐々に知られていく案件などもありますので、とくに守秘義務に関しては事前に確認するようにしましょう。
Unityエンジニア案件・求人の報酬相場
では、相場感をみていきましょう。
平均的なUnityの案件では、エミリーエンジニアでは月45万円~75万円程度となっており、年間540万から900万円程の収入になりますので、日本人の平均収入よりも稼ぎがあることになります。
Unityエンジニアとして報酬を高めていくには、どのようなプロジェクトにアサインされるかが命になってきます。ゲーム開発でも、VR開発でも、業界というより会社によって、利益が高ければ、それはフリーランスエンジニアにも高い報酬を払ってくれます。一方で比較的容易な画面作成を主として仕事にしていれば、自然と報酬は安くなりがちです。
ただこれは、逆に考えると、新人フリーランスにとっては非常に有利な環境であるといえるでしょう。Unityは駆け出しにぴったりで、しかも無料で各種OSのゲームが作れるため、技術を覚えるのに最適なのです。さらに、報酬が低めの案件であれば、それほどキャリアがない人にとっても業界に入りやすいということであり、まずは低めの報酬で仕事を覚えて、その後に、またフリーランスとして別の案件に関わっていけば良いのです。
Unityエンジニアはハードルが比較的低めなので、フリーランスのスタートにぴったりではないでしょうか。
Unity案件の求人情報 事例
フリーUnityエンジニアに求められるスキル
では、Unityエンジニアに対し、市場が求めるスキルとはどのようなものでしょうか。今のところ、Unityではかなり高度な描写が可能なので、必要とされるスキルも、上をみればキリがありません。しかし、初心者でも入りやすいのがUnityの利点です。
初級Unityプログラマに必要なスキル
初心者Unityエンジニアは、ゲームの雛形を作ってキャラクターを動かし、まずは動作させるところを目指してみましょう。Unityはパッと見で何をすべきか、コンピュータに比較的慣れている人なら、すぐにわかります。
仮に、今現在パソコンがあまり得意でなくとも、ゲームには親しいことだろうと思いますので、ゲーム感覚で組み立てていくことで、Unityの挙動がつかめるようになります。そして、徐々にコンピュータがどのように動いているか、Unityを動かしながら同時に学んでいくといいでしょう。CPUとマザーボードの関係、ハードディスクの種類、メモリの大きさなど、学ぶべきことはたくさんあります。
スマホゲームでもいいですし、パソコン向けゲームでもいいので、何かキャラクターを動かして、世界観を表現してみましょう。
中級Unityプログラマに必要なスキル
中級者は、アセットを利用してみましょう。スポーツの挙動や、回転しているモーションなど、さまざまなアセットが準備されているので、それらを利用して、より生き生きとしたゲームの世界を構築してみましょう。
また、Remote機能がありますので、ポインティングデバイスの動きも取得することができます。例えば、敵キャラクターの動きをマウスで捉えるといった挙動や、センサー系のイベントもお手の物です。中級者になったら、こうしたタッチペンなどのデバイスによるアクションも制御してみましょう。
上級Unityプログラマに必要なスキル
上級者になると今度はプロファイラー機能を使って、動きを監視することもできます。いったいメモリがどの程度使われているのか、インジケータでわかりますので、どのアセットがメモリを消費してしまっているのか、確認することができます。
ただ動かすだけでなく、こうしたメモリの消費具合をモニターしながら挙動を確かめるのは非常に良いことです。それこそが、ハードウェアに気を使いながら実装するということだからです。
ゲームを実装するにしても、スマホとPCゲーム、どちらも作れてこそ、プロフェッショナルであり、上級者が目指すべきところの一つでしょう。
Unityフリーエンジニアの将来性
ゲームの市場はますます伸びていきますので、Unityの将来性も抜群です。ただし、ソーシャルゲームは規制が入る可能性はあります。それでも、AR/VRの分野でもゲームのみならず、未来のテクノロジーとして、いま現実になりつつあるものなので、ここから大きく伸びていくことでしょう。
Unityでゲームを作ることは、ゲームプログラマに憧れていた人にとっては、非常に魅力的なことではないでしょうか。ゲームが好きに作れますので、プライベートでゲームを作って、それでも仕事でゲームを作りたいというような、熱狂的なゲームファンの方におすすめです。
Unityなら、まさに好きなことを仕事にできます。初心者にも覚えやすく、実行してすぐに結果が見えますので、ビルドの時間もほぼありません。スピーディに、開発を進めていくことができるので、変化の早い今の時代にぴったりなのです。
ぜひUnityでゲームエンジニアになってください。Unityなら、OSを問わないので、生産性の高いコードが書けます。ニーズも幅広いので、ゲームに関心があるならUnityを触っておきたいところです。初心者であっても、Unityはわかりやすいので、フリーランスの足がかりにも最適です。
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