インタビュー日:

「面談時にもフォローしていただき助かりました。自分一人で臨んでいたら、違った結果になっていたかもしれません。」フリーエンジニア 佐川さんインタビュー

プロフィール

今回は、エンジニア未経験からフリーランスエンジニアになった佐川さんに、未経験からフリーランスエンジニアになる“リアル”のご感想をお伺いしました。 

昨今、「エンジニア未経験でもフリーランスになれる」と謳うプログラミングスクールなどもありますが、実際の案件探しやエージェントの反応など、他ではあまり語られない内容をお話いただきました。 

フリーエンジニアになるまで

エンジニアは報酬が高いイメージがあり、リモート勤務も可能ということで、フリーランスを目指すことに

―佐川さんはフリーランスのエンジニアになる前はどうされていたのでしょうか? 

佐川:大学卒業後すぐに個人事業主として、フルコミッションの営業代行業を6年間行っていました。 友人がそのような働き方をしていたので、時間に縛られずに働けることに惹かれ、選びました。 

―フリーランスのエンジニアを目指すきっかけは何かあったのでしょうか。 

佐川:営業代行業でも「生活ができる」程度には稼げていたのですが、毎月の収入が安定しなかったので、そろそろ安定させたいと考えたのがきっかけでした。 元々IT業界には興味があったのですが、エンジニアは報酬が高いイメージがあり、手に職を付けられることができ、スキルや案件次第でリモート勤務も可能だということで、目指すことにしました。 正社員になることも検討しましたが、それまでも個人事業主として自己責任の元働いてきたので、最終的にはフリーランスを目指すことにしました。

―エンジニア未経験の中、どのようなことに取り組んだのでしょうか。

佐川:はじめは「iPhoneアプリを作ってみたいなぁ」と漠然と思っていました(笑)。 まずは、関連本を買って勉強したのですが、よく分からなかったのでWebで勉強の仕方を調べることから始めました。そして、Progate(https://prog-8.com/)を知り、結構やりつくしました。ただ、やはり「学習の域から出ることはできない」と感じたため、プログラミングスクールに通うことにしました。 出来るだけお金がかからないスクールを探したのですが、色々な制約があり、最終的には、数十万円の費用がかかるプログラミングスクールに通うことにしました。実際に通い始めてからは、朝から晩までほぼ毎日プログラミングスクールを活用していました。  

―プログラミングスクールではどのようなことを行ったのでしょうか。 

佐川:まず、チュートリアルで基礎を約2週間学び、その後応用編として実際に自分でプログラミングを行いました。 

最後に3名でチームを作り、自分たちで話し合い機能やスケジュールなどを決めながら開発するプロジェクト模擬体験のようなことを行いました。この体験は実務に近く、スケジュール管理などについては案件参画後にも役立ちました。 

未経験だとなかなか案件を紹介してもらえなかった

―案件探しなどはどのように行ったのでしょうか。 

佐川:プログラミングスクールで「フリーランスの案件を獲得したければ、交流会で名刺を配りましょう」とアドバイスされたので、色々な交流会などに参加していました。色々な方と名刺交換は出来たのですが、エンジニアとして「実務未経験」だったので、最終的な仕事獲得までには至りませんでした。 平行して、色々なエージェント会社にも登録してみたのですが、未経験だとなかなか案件を紹介してもらえなかったり、紹介してもらえても面談までいけなかったりで、契約までにはなかなか至りませんでした。 

エージェントの活用術

【エミリーエンジニア】は、レスポンスが早いのですごく助かりました。

―そんな中で【エミリーエンジニア】にご登録いただいたのですが、ご利用いただきサービスの率直な感想をお聞かせいただけますか? 

佐川:【エミリーエンジニア】は、基本的にレスポンスが早いのですごく助かりました。プログラミングスクールを卒業後、1日でも早く仕事を始めたかったので、登録後すぐに案件を紹介していただけたのは非常に嬉しかったです。案件に参加した後も、こちらから夜にメールを送っておくと、翌日には返信をいただけるので安心できます。 

実は、今参画している案件の面談時には、担当者の方に同席いただき所々でフォローに入り、話を引き出しもらいました自分一人で臨んでいたら、違った結果になっていたかもしれません。 また、案件に入ってから、少し壁にぶつかっていた時にも気にかけていただき、助かりました。

―今入っている案件についても少しお聞かせいただけますか。 

佐川:はじめは、思っていた以上に求められるレベルが高かったのと、プロジェクト独自のテンプレートを利用しなければならなかったことが重なって、かなり苦労しました。 

今は、いくつか複数のプロジェクトに関わっています。一つは、toC向けのWebサービスで、上流工程6割、開発3割、テスト:1割ぐらいの割合で取り組んでいます。別のプロジェクトでは、プロジェクトリーダーのような役割を任せれており、非常に良い経験をさせてもらっています。 若い方が多い現場なので、笑いが絶えない非常に雰囲気が良い働きやすい環境です。たまにみんなで飲みに行くこともあるのですが、いつもごちそうになっていて助かります(笑)。 仕事の内容についても、ある程度スキルに合わせて割り振ってもらっており、かつ試行錯誤することを許容してもらえるので、すごく助かっています。ただ、プログラミングスクールではないので“考えて考えて全然進まない”のは問題だと思うので、そこは少し焦りますね。 

平日の朝や行き帰りの通勤時間、週末などには本などを読んだりして、スキルや知識不足を解消できるように取り組んでいます、覚えることが多すぎて、まだまだですね(苦笑)。 

エンジニア未経験の方は一度正社員として就職し、しっかり技術を身に付けてからフリーランスになった方が良い  

―今後、佐川さんがやってみたいことなどについて教えてください。

佐川:土日にプログラミングスクール講師ができればと思っています。人に教えることで、自分自身の勉強になると思うので、ぜひやってみたいと思っています。実際にプログラミングスクールの同期が、すでに卒業したスクールの講師を行っているので、自分もできればと考えています。 将来的には、週3日リモート案件に参画し週2日は受託開発を行うようなワークスタイルで働ければと思っていますが、まだ先になるかと思います。 

―他のフリーランスエンジニアの方や、これからフリーエンジニアになる方に向けてコメントをお願いします。 

佐川:自ら学習意欲を持って、学び続けることができる方は、フリーランスエンジニアを目指すべきだと思います。正社員より収入が良いし、時間の融通が利きやすく案件も選ぶことができるのでメリットはあると感じています。 ただ、求められる技術レベルは高いので、「なんとなくの憧れ」「給与が高い(イメージ)」などの甘い考えだけでなるのは、お薦めできないです。技術的な部分を乗り越えられるのであれば、魅力はあると思います。 エンジニア未経験の方は、選べるのであれば一度正社員として就職し、しっかり技術を身に付けてからフリーランスになった方が良いと思います。私は苦労したので(苦笑)。 

※編集部補足:【エミリーエンジニア】では現在、佐川様のようなエンジニア未経験の方には、正社員として転職することをお薦めしており、そのサポートもしております。

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