- 未経験からフリーのJavaエンジニアになりたい
- 社内のJavaエンジニアとして働いているけど独立したい
など、エンジニアの方でこれからフリーランスエンジニアを目指したいという人もいるでしょう。
フリーランスになれば、企業で勤めているときより柔軟なライフスタイルを過ごすことができますし、大規模な案件に参画することができれば収入をより高く目指すことができます。
だた、未経験の方がフリーランスとして活動していくことは簡単なことではなく、案件の探し方やスキルアップが必要となります。今回はフリーランスを目指しているJavaのエンジニアが知っておきたいことについて解説していきます。
Contents
Javaエンジニアの企業エンジニアとフリーランスエンジニアの働き方の違い
企業勤めのエンジニアとフリーランスエンジニアはその働き方も180度変わってきます。このあたりの業界事情を理解しておかないとフリーランスエンジニアになった後にがっかりすることにもなりかねないので注意しておきましょう。
企業に勤めるJavaエンジニア働き方の特徴
企業勤めのエンジニアは何かと制約が多いもの。出勤時間から始まって、携わる仕事や、用いるプログラミング言語などの点で制限が生じます。
また、企業エンジニアはチームとして働くことが多いことも特徴です。基本的に企業勤めのエンジニアであれば自分だけで仕事をするということはできません。
フリーランスで活動するJavaエンジニア働き方の特徴
フリーランスで活動する場合は、一日にどれくらい働くかも選べますし、どのような仕事を請けるのかも自分次第です。
ただ、クライアントの要望によって、必須スキルとして身に付けておきたいプログラミング言語や開発環境は異なります。
また、フリーランスエンジニアは基本的に誰も頼ることができません。仕事も自分で見つけたり、必要ならエージェントを探したりしないといけないですし、福利厚生などもありません。
どちらが向いているかは人によっても異なりますが、働き方が異なれば作業効率なども大きく変わることもあるので気を付けておきたいところです。加えて、フリーランスエンジニアでは、いつもの他の人に任せていることも自分で行う必要があります。
例えば、企業では営業が行っている、価格交渉や契約などの案件の受注、顧客対応、アフターフォロー。経理が行っている請求関連など、開発以外の作業も自分で行わなければいけません。
Javaエンジニアの企業エンジニアとフリーランスエンジニアの給与体系の違い
企業勤めのJavaエンジニアとフリーランスエンジニアは給料や単価という点でも違いが大きいです。
ここでは、それぞれの違いについて解説していきます。
企業に勤めるJavaエンジニアの報酬の特徴
企業勤めのエンジニアは毎月決まった給料がきっちりもらえます。そのため、収入的にはかなり安定しているといって良いでしょう。
ただ、企業勤めのエンジニアだと工夫して早く仕事を仕上げてもあまりインセンティブがありません。
フリーランスで活動するJavaエンジニアの報酬の特徴
フリーランスエンジニアは働いた分だけお金が得られます。そのため、意欲があれば企業勤めのプログラマーよりもはるかに稼げて収入相場も上がることもあります。逆に全く働かないと無収入です。このことから、努力するのが好きという人はフリーランスエンジニアのほうが向いているでしょう。
また、フリーランスエンジニアの場合には創意工夫の重要性が高いです。うまくコーディングして早く納品できればそれだけ他の仕事に早く取り組めて収入も上がってきます。
ただ、ボーナスや資格手当などはフリーランスエンジニアにはありません。そのため、ボーナスや手当を補うためにも高単価案件などの案件に参画して月の報酬を上げていくことが大切になってきます。
このように企業エンジニアとフリーランスエンジニアには報酬の違いはあります。その他に、特に違いが大きいのが福利厚生です。
福利厚生はフリーランスエンジニアだと全く期待できず、自分で何とかしていく他ありません。この点を危惧してフリーランスエンジニアを目指すのを諦める人もいるでしょう。
こうした福利厚生の無さをカバーするためにも平日は企業エンジニアとして働いて、休日はフリーランスエンジニアとして働くというスタイルを選ぶのもありです。
他に、福利厚生が気になるならば、フリーランス向けに福利厚生を提供している、フリーランス専門の案件紹介サービスを利用するとよいでしょう。
フリーランス未経験のJavaエンジニアがこれから活動するためには?
フリーランス未経験であってもJavaエンジニアになることはもちろん可能です。
ただ、フリーランスとして活動していくためには、様々な知識やスキル、技術などを身に付けておくことが重要です。ここでは、フリーランスとして活動していくために役立つポイントについてお話していきます。
顧客対応スキルを身に付けよう
フリーランスになる際には顧客対応などのスキルも必要になってきます。
こうしたことは会社勤めだと他の人に任せてしまえて良いのですが、フリーランスの場合には自分でしないといけません。顧客対応スキルもいろいろとあり、交渉力やクレーム対応力などの多方面のスキルが必要になります。やはりこうしたスキルは実際にフリーランスとして働いて身に付けるのがおすすめです。
Java以外のプログラミング言語を習得することも大切
プログラミング言語も単にJavaだけでなく、PHPやPython、Rubyなどのように多様な言語を習得することも必要です。なぜなら、Javaだけだとできる仕事の幅も限られてきてしまうからです。できればJavaとPHP、そしてJavaScriptはできるようになっておくWeb系の開発など、仕事の幅を広げることができます。
フリーランスは空き時間も多いですが、こうした時間を活用し自発的に学ぶように習慣付けることもフリーランスとしての技術を高めるためには必要になってきます。
できるだけ好条件な案件を獲得しよう
好条件といても、
- 報酬が高い
- 通勤がしやすい
- 在宅で自分のペースで仕事したい
- 安定して仕事ができる週5勤などの常駐で働きたい
など、人によって好条件に感じるものは違いますが、フリーランスとして活動して行くためには、自分に合った案件を獲得することが大切です。
自分にとって好条件の案件に参画することができれば、モチベーションを保つことができるはずです。そのため、できるだけ自分に合った好条件の案件を目指すようにしましょう。