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フリーランスエンジニアの常駐案件探し!方法と魅力

IT技術者専門の派遣会社や案件紹介サービスの会社を通して、常駐案件を獲得するフリーランスエンジニアは増えてきています

フリーランスを意識したきっかけについて調べたデータをみていくと、上位から

  1. 会社を退職した 44%
  2. 自分自身の力を試したい 22%
  3. 前職の先行不安 16%

(※引用:中小企業庁委託「フリーランスの事業調査」より参照

といったことがあげられています。そしてフリーランスとして続けている理由をみていくと

  1. 仕事をする時間や場所の自由度がある 70%
  2. 自分の好きな仕事ができる 64%

(※引用:中小企業庁委託「フリーランスの事業調査」より参照

といったことを答えている人が多くなっています。

常駐案件を選ぶエンジニアが増えている理由は、「個人として企業案件に参画し、自分の力を試したい。」「仕事するときは自分の得意なことに集中したい。」「常駐案件は事前に契約期間が定められているので、突然仕事がなくなるかもという先行きの不安がない。」などの働き方を考えているエンジニアが多く、フリーランスになったきっかけと続ける理由に強くつながっています。そしてフリーランスとして働きつづけることにも役立つからといえます。

今回は現在システム開発会社などでエンジニアをしている方の中で、フリーランスという働き方を考えている方に向けて、フリーランスとしての常駐案件とはどのようなものか、そのメリットや選び方までご紹介していきます。

常駐案件とは?システム開発会社の社員としての常駐と何が違う?

フリーランスと社員

フリーランスとして働く方法は、大きく分けて2つあります。それは「在宅」「常駐」です。

在宅は、リモートワークともいわれます。
家やコワーキングスペースなどの好きな場所で仕事ができるというメリットがあります。フリーランスと聞くと、在宅で仕事をするイメージがある人も多いのではないでしょうか。

それに対して常駐は、クライアント先に出社をする客先常駐という方法が多くなります。
つまり仕事の場所について、制限を受けることになります。期間については、短いもので3ヶ月程度から、長いもので1年以上続く場合があります。

派遣会社や案件紹介サービス会社で仕事を獲得する場合、リモート案件よりも常駐案件が基本的に多く、選択肢も豊富です。そのためフリーランスエンジニアとして独立していても、社員として働いているようにみえる可能性があります。しかし社内エンジニアとフリーランスの常駐では契約が全く異なります

社内エンジニアとして働く場合は、自身が所属する会社との雇用契約があります。雇用契約の場合は、会社側が指揮命令を行うことができるかわりに、労働法規による保護を受けられます。しかし指揮命令を受けるため、雇用契約を受けているエンジニアは、指示をされた仕事は必ず行わなければなりません。

それに対して常駐案件のフリーランスエンジニアは、事業主です。どの案件に参画するかなど仕事内容を選ぶことができます。また案件紹介サービス会社を利用した場合は、案件参画後もその会社からの指示となるため、職場で急に別な仕事を振られるといったことはありません。急に別な仕事を振られることでストレスを感じるというエンジニアの人にとっては、大きなメリットになります。

個人としての挑戦・力を試すことができる案件に参画することができる

システム開発会社のエンジニアとして働いていると、どうしても営業が受けてきた仕事をするため、自分の力を試せる案件が来るかは分かりません。そして与えられた仕事だけをこなしていると、自分のスキルレベルや市場価値がどれくらいなのかを確認したり、自分の興味分野に向かってスキルを磨いて関連する案件に参画したりすることは難しくなります。そのためにフリーランスになって自分の興味分野の力を伸ばして試そうと考える方が多いのかもしれません。

しかしいざ、フリーランスとして活動していると、好きな案件を獲得することは、なかなか難しいということに気づくはずです。エンジニアとして働く時間を確保しつつ、自ら営業をする時間を確保したり、これまでのコネクションと連絡を取ったり、と考えていくと時間が足りません。また、営業の中には条件の交渉なども含まれるので、そういう交渉の得手・不得手も人によってはあるでしょう。

そういうときは案件紹介サービスを使い、自分のスキルや目的に合った常駐案件選びをおすすめします。利用することで営業する時間を省くことができ、フリーランスになった目的である「自分の力を試す」ことや「スキル向上」に集中できます。さらに常駐案件に参画することで、毎回違う現場に行くため、会社員として働くよりも、いろいろな人と出会う機会が増えます。いままで出会うことができなかったエンジニアと比較ができ、自分の市場価値を確認することも可能になります。

以上のことから、自分自身の力を試したいエンジニアにとって、案件紹介サービスを使って、多くの常駐案件の中から、ご自身の興味とスキルレベル、それから希望条件に合致する案件に参画することは最適な選択肢といえます。

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常駐案件で学び、フリーランスとしてのスキルアップに役立つ

常駐で働くということ

最先端技術や独自技術に関する開発を行う企業からすると、社外に情報が漏洩することは絶対に避けたいことです。優秀なフリーランスエンジニアに協力をして欲しいが、どうしても在宅では任せられないという企業は多くいます。そのため機密性や独自性が高い案件があることも、常駐案件の特徴です。そして高いスキルを求められる仕事の実績は、フリーランスエンジニアにとって活躍していくための強みになります。

さらに社内には、エンジニアとして長くサービス開発に携わっている人や、様々な経験をしてきたエンジニアがすぐ近くにいます。そういった優秀なエンジニアから刺激を受けて学ぶことで、仕事の中でスキルアップをしていくことも可能なのが常駐案件です。

チームで働くことの楽しさや達成感を思い出すことができる

フリーランスエンジニアになるというと、1人自宅で会社のHPを制作したり、スマホアプリを開発したりして、社内で働いていたときのようにチームで1つを成し遂げた感覚が薄くなるようなイメージを持つ方もいらっしゃいます。しかし、実際には自宅でのリモートワークでも多くのメンバーと協業する案件の方が多くありますし、もともと数の多い常駐案件であればそういう機会はより多くあります。

また、常駐案件には、自社でサービスの提供をする事業会社も多くありますし、会社員時代にはないような成長著しい中小のベンチャー企業も多くあります。そういった案件に参画した場合、フリーランスでもチームの一員です。チームで働き、1つのことを成し遂げるといった感覚をフリーランスでありながら感じることが可能です。

いつもとは違う仕事に対する楽しさや、やりがいを感じてみることは、他の仕事にも良い影響を与えてくれます。

フリーランスとして活動しやすくなる!ネットワークづくり

フリーランスとして仕事を獲得する方法として、自分で営業をしたり、これまでの知り合いから紹介をされたりする方法があります。常駐案件で出会ったフリーランスエンジニアの知り合いがいることは貴重なネットワークになります。仕事を通して出会っているため、お互いの強みや弱み、コーディングの癖なども理解することができます。

常駐先でコミュニケーションをしっかりと取ることは、仕事を紹介し合ったり、協力し合ったりできるフリーランス仲間を見つけるきっかけにもなります。

インタビュー 遠藤さん
遠藤さん(44歳)
メインスキル JAVA、PL/SQL、AWS など
フリーランス歴 5年目

利用者の声
自分の希望に合った案件に参画することができ、会社員時代に比べると自由が利き働きやすくなりました

エージェント経由以外にも、知人経由で案件を受けたり、クライアント企業から直接請負契約で案件をいただいたり等、一通りは経験しました。クライアント企業から直接受けた案件は、リモート作業だったので自宅などで対応したのですが、勉強する暇もないぐらい働いていました。ただ、請負契約だったので納品できるまで報酬をいただくことができず、収入がないので生活は非常に大変でした(苦笑)。 
その後、エージェント経由の常駐案件に戻り「こっちの方がいいな」と思いました(笑)。

フリーランスは会社に縛られないので、会社員時代に比べると自由が利き働きやすくなりましたね。収入が増えたのも大きいです。額面で比較すると2倍ぐらいになりました。

インタビューの続きはこちら

常駐案件を獲得してみよう!案件の選び方は?

エンジニア不足といわれる中、常駐案件の数は豊富にあります。少しでもスキルを高めていきたいという思いや、大きな仕事に取り組んでみたいと考えているフリーランスエンジニアはチャレンジしてみるべきといえます。

しかしどのように案件を選べばいいのかが分からない、誰に任せればいいのかが分からないという人もいるかもしれません。またすでに常駐案件に参画したことのある人の中には、以前利用した案件紹介サービス会社に満足できなかった人もいるかもしれません。常駐案件の選び方の大切なポイントは、「相互理解」です。まずは案件を正確に把握している会社にお願いをすること。そして会社とエンジニア双方を理解している会社にお願いをすることが大切です。

一般的な案件紹介サービス会社では、企業営業担当、エンジニア担当がまったく別々の部署に別れている場合が多くなります。そうするとあなた自身の希望や性格を把握していない企業側の営業担当と、会社の案件や雰囲気などをよく把握していない担当が話して案件を紹介するようなこともあり、「案件に参画してみたら聞いていた内容と違った」というようなミスマッチが起きてしまう可能性もあります。

エミリーエンジニアでも、フリーランスのエンジニアの方々向けに案件の紹介をしていますが、同じチームで企業側とフリーランスエンジニア側を担当しています。そのため正確に個人の特徴や要望を、企業へ伝えることができます。そして会社側が求めていることも、より細かくお話しすることが可能になっています。

これからフリーランスになるから不安というエンジニアの方も、まずは話しだけでも聞いてみたいというエンジニアの方も、安心してご相談ください。正確にマッチングできるサポートを整えて、常駐案件の参画をお待ちしております。ぜひお持ちのスキルを活かせる場所を、私たちと一緒に探してみませんか。

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