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フリーエンジニア、緊張の初入場時のポイント

フリーエンジニアにとって、何度経験しても初入場は緊張するものです。フリーランス歴が浅い場合は特に、勝手がわからず不安になる方もいらっしゃいます。
案件の入場がスムーズに行えれば、その後の業務やコミュニケーションも円滑に進むことが多いので、事前に準備をして入場に臨みましょう。

入場前の準備

フリーエンジニアとして、常駐先に初出社することを「入場」と言います。

はじめての入場の際には、どんなフリーエンジニアでも緊張するものです。
事前に準備をすることで、「漠然とした不安」が解消されるはずです。

<契約の確認>

事務的にはなりますが、再度契約内容を確認しておきましょう。
入場が決まる前までは業務内容や報酬を中心に気になっていたかもしれませんが、入場が決まったら、職場でのルールなどその他の内容もしっかり確認しておきましょう。

・交通費の取り扱い(支払対象かどうか、また実費精算か定期支給かなど)

など、働く上での成約事項が契約に盛り込まれています。

よく確認し、入場後に知らなかったとならないよう注意しましょう。
また、契約内容以外の注意事項がある場合もありますので必ず確認し、不明点があれば入場時に必ず確認しましょう。

<必要なものを揃える>

必要なものを忘れてしまうと印象が悪くなりますし、自分自身もショックを受けることになりかねません。事前に、入場までに、必要なものを揃えます。

  • 必要書類があれば忘れずに

入場日に提出する書類を受け取っている場合には、忘れないように準備を。
指定されているものを忘れてしまうのは、一番避けたいところです。

他の必要なものと合わせて準備し、必ず忘れないようにしましょう。

  • 文房具や印鑑も必須

印鑑や最低限の文房具は、どのような職場でも入場日に必要となります。
一般的に、初日は書類にサインをしたりという入場に関する事務作業があります。
フリーランスとして、屋号の印鑑がある場合には、屋号の印鑑と自分の氏名の印鑑の両方を念のため持っていきましょう。

  • 名刺は必要?!

この段階で名刺は必要ありません。
入場が決まっているので、既に渡してあるスキルシートなどを元に、人事の方や配属先の方が、その他のメンバーの方々に紹介する形式が多いです。

名刺を渡すタイミングはないでしょう。

  • 定期券の準備を

定期券の準備もしておきましょう。週5日、決まった場所に常駐の場合は、購入したほうが便利ですしお得です。
交通費を常駐先が負担してくれる場合は、定期券支給なのか実費精算なのか必ず事前に確認をしてから購入しましょう。購入期間や領収書の有無などに関わります。

  • PCはほとんどの場合支給される

常駐の場合は、一般的にはPCは支給されます。
自分のPCを持ち込む場合には、セキュリティソフトをはじめ、業務に必要なソフトが入っているか、業務で使用する環境が使える状態になっているか確認しておきましょう。

<情報収集>

面談時などに常駐先の情報収集はしていたかとは思いますが、再度、自分が働くという視点で確認してみてください。

配属部署だけでなく、会社がどのような事業をしていて、どのような組織体制をとっているか、中長期でどのような戦略をもって進んでいるのかなどを、コーポレートサイトなどから情報収集します。
配属先のことだけでなく、企業全体のことを理解しておくと、企業内での自分の仕事の意味や位置づけ、影響などを俯瞰して考えられるようになるためおススメです。

このように、入場が決まったら決められた内容の最終確認をするとともに、必要なものの準備を進めます。また、常駐先の情報収集も忘れずに。
エージェント経由で参画する場合には、常駐先の情報はエージェントにもヒアリングしてみてください。常駐先と直取引のエージェントであれば、常駐先の企業風土や戦略、配属先の雰囲気やメンバーを把握している場合もあります。

気になる点は、事前にエージェントに確認してみましょう。

服装はどうする?

初入場の悩みで多いのが、服装です。
指定された場合は、その服装で入場すればよいので、むしろ安心です。

しかし、服装自由といわれると普段スーツを着ることの少ないエンジニアも多く、迷いますよね。
スーツにするのか、ジャケットを着用するのか、襟付きシャツは必須なのか、ジーンズやチノパンでも大丈夫なのかなど、気になるところではないでしょうか?

まず、常駐先で働く方々がどのような服装なのかを確認しましょう。面談で訪問した際に、面談相手の方はどのような服装をされていましたか?
社内ですれ違う方々などの服装や雰囲気も、面談時など訪問した際に確認できるとベターです。

常駐先の方々がスーツを着用している場合には、必ずスーツで入場しましょう。
常駐先の方々がカジュアルな服装で働いていらっしゃる場合にも、初入場の際はシャツにジャケット着用をおすすめします。
一般的にお客様と接する際にはジャケットを着用すべきと考えている方も多いですし、当日どのような方とお会いしても自分自身も引け目を感じずにすみません。
入場日は、他部署の方々とご挨拶する場合もあるでしょうし、場合によっては職位の上の方々とお話しする機会がある可能性もあります。

いくら服装自由の職場だとしても、カジュアルすぎる服装で入場してしまうと、不快に感じる方もいらっしゃるかもしれませんし、だらしなく見られてしまうこともあります。

<男性の服装>

男性の場合は、襟付きシャツにジャケットを着用し、パンツはジーンズは控えチノパンなどがよいでしょう。ネクタイはなくても大丈夫です。
靴も、カジュアルなビジネスシューズの方がよいです。スニーカーにする場合には、黒や紺にするなどオフィスで目立たない色を選びましょう。
バッグは、最近ではビジネスリュックを使う方も増えており、リュックサックも受け入れられていますが、あまり派手なアウトドア向けのリュックなどは控えましょう。

また、スーツ着用の職場では、バッグも手持ちのビジネスバッグの方が無難です。

<女性の服装>

女性の場合は、襟付きシャツでなくても、キレイ目な薄手のニットなどの上にジャケットを着用しましょう。男性と同じくジーンズは控えれば、パンツでもスカートでも問題ありません。女性の場合、靴は適度なヒールのパンプスなどを選ぶほうが無難です。

スニーカーはカジュアルすぎる印象を与えますし、ミュールやサンダルのヒールがついていたとしてもオフィスには不適切だと感じる方もいらっしゃいます。
女性の場合、バッグはビジネスバッグはもちろん、派手すぎない落ち着いた色や素材のトートバッグやショルダーバッグでもよいでしょう。

初日は、必要な書類や文房具などの持ち物もありますので、A4が入るサイズで小さすぎないものを用意したほうがよいです。
服装は、指定がある場合には指定の服装で。ない場合には、ジャケットを着用し、バッグや靴もカジュアルになりすぎないように注意しましょう。

緊張しすぎず、焦らない気持ちが大切

フリーエンジニアの場合、1人で常駐先にアサインされる場合も多く、初入場は不安でいっぱいという方もいらっしゃいます。
エージェント経由での案件参画であれば、入場日はエージェントが同行し、顔合わせをしてくれることが多いので少し安心できます。
配属先には同じようなフリーエンジニアの方がいる場合もありますし、配属先の方と面談でお会いしていることが多いと思います。
あまり緊張しすぎずに、入場に臨みましょう。

また、早く配属先に慣れなければと焦る必要もありません。
入場日には、まだお互い何もわからない状態です。
仕事を進めながら適度にコミュニケーションを取っていれば、自分も相手も慣れてくるものです。

ただ、仕事を覚える上でも、業務上のコミュニケーションは積極的にとるようにしましょう。疑問点や不明点は必ず確認するのはもちろん、迷った場合の相談もしてもよいと思います。

忙しい現場が多いので、なかなか聞きづらいというのもわかりますが、ミスを防ぐためにも、自分の知識として吸収するためにも、早めに聞くなど、こまめなコミュニケーションを心掛けましょう。

コミュニケーションが不安な方は、その旨をエージェントに事前に伝えておきましょう。
入場時はもちろんのこと、その後も定期的にフォローに入ってくれます。

案件元と直接取引をしているエージェントや、エージェント内で企業担当とエンジニア窓口の担当者が分かれていないエージェントの方が柔軟にサポートしてもらえる傾向にあります。介入する企業や人員が少ないため、要望なども伝えてもらいやすいためです。

エミリーエンジニアは、直取引をメインとしており、また企業担当者とエンジニア担当者をわけない一気通貫した体制でフリーエンジニアの方々をサポートしております。

案件に参画した後も、定期的なご連絡・フォローはもちろんのこと、何か困っていることや分からないことなどがあれば、いつでも相談可能です。お客様がどのように評価してくれているか、などもしっかりとフィードバックいたします。

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