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フリーランスエンジニアの現場でよくある話&よく聞く話7選

フリーランスエンジニアになろうと思っても、実際どんな働き方なのか分からず、フリーランスエンジニアになることを躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?フリーランスエンジニアになったらどのような生活になるのか、想像がつかないのは経験してない方であれば当たり前ですよね。そこで、フリーランスエンジニアの仕事やプライベートについて、よくある話・よく聞く話をまとめてみました。 

案件を継続するためには、技術力だけでなくコミュニケーション力も重要

フリーランスエンジニアだからといって、エンジニアであることには変わりはありません。特に常駐型の案件に参画する場合は、正社員の働き方と大きく何かが変わるわけではありません。フリーランスエンジニアとして企業に常駐して仕事をする場合、当然その企業の正社員の方と仕事をする場合が多くなります。その時、上司のような立ち位置になる方もその企業の正社員の方ということになります。 

上司の方と親しくなることができれば、仕事は円滑に続けられて、技術的な経験もどんどん積むことができますが、コミュニケーションがうまく取れなかったり信頼が勝ち取れないと、継続的に一緒に続けていくことは難しいケース多いです。もちろん技術やスキルが突き抜けていて「仕事がとにかく早い」「自分にしか対応できない分野がある」など特別な方は別かもしれませんが、若手や普通の方であれば、厳しい評価となるでしょう。 

そういう意味では、フリーランスになったからといって、なんでもかんでもマイペースにできるわけではありません。むしろ、フリーランスだからこそ、社員以上にプロジェクトの上司にあたる立場の方や、一緒に仕事をするお客様社員の方々から信頼を得ることに意識を配る必要があります。フリーランスは仕事を選ぶ権利がありますが、クライアント側もエンジニアを選ぶ権利があります。だからこそ、選ばれるエンジニアになる必要があることは忘れてはいけません。 

信頼を勝ち取るためには、自分から作業報告を積極的にしたり、周囲が忙しそうであればその時は質問することを控えて後でまとめて質問したりする等、仕事が円滑に進むよう気配りをするためのコミュニケーション能力が重要なのです。一方で逆に言えば、基本となる報連相をしっかり出来る方であれば、全く問題なくフリーランスとしてやっていけます。 

インタビュー 遠藤さん
遠藤さん(44歳)
メインスキル JAVA、PL/SQL、AWS など
フリーランス歴 5年目

利用者の声
自分の希望に合った案件に参画することができ、会社員時代に比べると自由が利き働きやすくなりました

エージェント経由以外にも、知人経由で案件を受けたり、クライアント企業から直接請負契約で案件をいただいたり等、一通りは経験しました。クライアント企業から直接受けた案件は、リモート作業だったので自宅などで対応したのですが、勉強する暇もないぐらい働いていました。ただ、請負契約だったので納品できるまで報酬をいただくことができず、収入がないので生活は非常に大変でした(苦笑)。 
その後、エージェント経由の常駐案件に戻り「こっちの方がいいな」と思いました(笑)。

フリーランスは会社に縛られないので、会社員時代に比べると自由が利き働きやすくなりましたね。収入が増えたのも大きいです。額面で比較すると2倍ぐらいになりました。

インタビューの続きはこちら

フリーランスエンジニアは、意外と周りに助けてもらえる

フリーランスエンジニアがプロジェクトに参加する時は、「即戦力」として期待されることがほとんどです。そんなに期待をされると、フリーランスエンジニア側としては、仕事をしていく中で解けないエラーに直面した時などに質問しづらいなり、仕事がやりづらいと思ってしまうかもしれません。しかし、質問してみると、案外丁寧に答えてくれる場合が多いです。

フリーランスだからといって、自分一人だけで仕事をきっちりと完結させる必要は全くないですし、そんなに肩に力を入れる必要はありません。 普通に考えて、質問せずに自分でエラーを解決しようと1時間も2時間もかかってしまう方が上司としては嬉しくありません。 ですので、気にせず質問して問題ないです。最近は、若くしてフリーランスエンジニアになる方が増えていることもあり、企業側もすべてのフリーランスエンジニアがスペシャルな方だとは思っていない場合が多いです。 

フリーランスエンジニア側でエラー解決法を考えてみて、エラーを解決できなければ周囲の方に相談してみると良いでしょう。 ただし、質問ばかりしていた全く使えないヤツと思われると、もちろん信頼を得ることができないため、注意が必要です。それに、何度も同じミスをしてしまったりするのは、そもそも「問題である」ことは言うまでもないでしょう。

フリーランスエンジニアは、優秀な上級エンジニアと仕事ができる

クライアント企業でフリーランスエンジニアの管理をまかされるような人は、プログラマ歴も長く仕事ができる方が多いです。これは、優秀な上級エンジニアを上司に持つようなものなので、大きなメリットです。とにかく新しい現場をこなした数だけ、優秀な上級エンジニアの上司から学ぶチャンスがあるわけですから、どんどんわからないことは問をしてコミュニケーションを取りましょう。

もちろん、フリーランスエンジニアを参画させると言うこと「任せたい」ということがあるからなので、フリーランスエンジニア側は教えてもらったら、必ず誠心誠意、敬意を持って、忘れずにお礼の言葉を言いましょう。当たり前のことですが、クライアントでもあるわけですので、甘えすぎには気をつけましょう! 

フリーランスエンジニアは、ある意味正社員より気楽に働ける

フリーランスエンジニアの業務形態には、大きく分けて請負契約と準委任契約があります。請負は納品義務があり、依頼された成果物を納品して初めて報酬がもらえます。準委任契約は納品義務がありません。つまり、準委任契約であれば、仕事を休まず自分が求められた作業を真面目に行っていればお金がもらえる、ということです。極端な例をいうと、仮に準委任契約で頼まれた仕事をうまくできなかったとしても、報酬が0になるということはほぼありません。ですので、準委任契約を結んでいるフリーランスエンジニアは正社員エンジニアと同じ仕事を真面目にしているだけで、高い月収を得ることができます。もちろん期待通りの生産性や品質を出し続けなければ、契約を長く続けてもらうことは難しいですが。。。 

よって、フリーランスだからといって、「バリバリ開発してどんどん成果物を挙げていく!」というような形で身構える必要はありません。ある程度の経験があるエンジニアであれば、持っているスキル・経験を提供した時間に対して報酬がもらえる準委任契約がありますので、積極的にチャレンジすることをおすすめします。それだけで月収が10万円〜20万円上がってしまう方も珍しくないです。 

フリーランスエンジニアが参画した案件に、エンジニアが現場に一人もいない

単価・スキルを上げたい

フリーランスエンジニアが常駐する案件の現場に、エンジニアが誰もいなくメールやチャット、ビデオ電話だけでコミュニケーションを行うという場合があります。実力や経験のあるフリーランスエンジニアなら他のエンジニアがリモートでも問題あまりないと思いますが、まだ経験の浅いフリーランスエンジニアの場合やりとりがスムーズにできないリモートだと仕事がしづらい場合があります。逆に、人によっては他のエンジニアがリモートであるからこそ、他人の目を気にせず伸び伸び仕事ができる、という方もいらっしゃるかもしれません。自分がどちらのタイプが考え、事前にどのような体制・勤務形態かを確認することをおススメします。 

リモートの場合、メールやチャットで質問文を出したとしても、返ってくる返事は1時間後や1日後という場合もあるので、現場に他のエンジニアがいる案件に参画したら、そこは自分の実力アップに適した案件だと考え、積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。 

また、リモート時にメールで質問をする際には幾つかマナーがあります。例えば、ソースコードに関してメールで質問する際は、メール文面に直接ソースコードを貼るのではなく、ソースコードをテキストファイルに記述してそのテキストファイルを添付して質問するというマナーなど、現場ごとに、ルールが色々とあります。顔を合わせないからこそ、小さな気遣いが好印象につながることが多いので、意識して取り組むと、良い職場環境になります。 

フリーランスエンジニアは、月収が高くなるので勉強意欲が正社員時代よりもたくさん湧く

若手20代の正社員エンジニアの給料は、おおよそ月20~30万円でしょう。フリーランスエンジニアの場合は、20代であっても、実力さえあえば月収は50~80万円となることも充分に可能です。例えば、お金に少し余裕があるから、今よりもっと良いところに住もうかなと引っ越しすることを考えられたり、親への仕送りを考えられたり、長期休暇もとろうと思えば取れるから海外旅行の計画も立ててみよう等、思考の幅が広がります。 

よく、「私にはやりたいことがない」という人がいますが、それは自分にはやれる自信が無いという思考から来ている場合が多いです。実際にフリーランスエンジニアになって、自分の月収が上がってみると、あれもやれる、これもやれる、ということに気づき人生が豊かに楽しくなっていく場合が多いです人生を豊かに楽しめる人は、自然と周りに人が集まってきますから良い人間関係も築きやすくなり、その人たちとまたビジネスをして更に豊かになっていくという好循環に入ることができます。 

好循環に入ると、勉強の意欲が湧きます。正社員の時は、勉強しても自分の月収UPには直結しないので、勉強意欲が湧きにくい、という方もいるかもしれません。例えば、現在だとPythonというプログラミング言語を使って、人工知能作成や機械学習を行う案件の単価が非常に高くなっています。フリーランスの場合、Pythonを習得すれば、もっと月収を上げられるかも!という観点から勉強する意欲が湧く場合もあります。 

勉強意欲のある方は、都内で開催されているIT勉強会に参加していることが多いです。都内で開催されているIT勉強会には、様々な業種、年代のエンジニアが集まっているので刺激になる場合が多く、自然と足を運ぶ方が多いようです。また、勉強会で出会った方と、フリーランスだからこその価値観の共有から仲良くなる方も出来るので、一緒にアプリ作成したりビジネスを始めるケースもあります。まだ行ったことがない方は、ぜひ一度参加してみてください。 

フリーランスエンジニアになると、ブログを始める

フリーランスエンジニアになった後、ブログを始める人が意外と多いようです。ブログを始めることによって、自身の学びや知識をアウトプットする場を得られるので、さらに成長が促進する面はもちろん、自分のブランディング構築に役立つことが理由に挙げられます。そして、ブログを活用して、SNSなどWEBでの仲間づくりに活かしていき、自分のコミュニティを作っていく方も多いです。 

フリーランスエンジニアになった後の活動は大きく二種類に分かれています。

 一つ目はプログラミングの技術をより極めて、高単価な案件に就くことを狙うパターンです。このパターンは、シンプルに技術を高めていくことで、30〜40代の時に月収60~80万円以上を安定して稼ぐ方法です。王道のフリーランスエンジニアと言えます。常に新しい技術が生まれていく分野だからこそ、常に新しいことを学んで吸収していくエンジニアは当然ながら価値があります。 

二つ目はプログラミングの技術を自分のビジネスに活かすパターンです。自分のプログラミングの知識を活かして、WEBコンテンツを作って、ブログやSNSで認知されれば多額の収入を得ることにつながるケースがあります。いろんなプロジェクトを数多く経験できるチャンスが多いフリーランスエンジニアだからこそのチャンスとも言えます。中にはブログを通じて露出を高め、有償での記事の作成、本の執筆、講演などにつながる方もいらっしゃいます。 

どちらが優れているということは特になく、本人の資質と求める働き方の問題ですので、自分の資質にあった生き方をしていくのが良いかと思います。 こうゆう、選択の自由の幅が広いのも、フリーランスエンジニアの良い点です。正社員としての働き方だと出来なかった生き方が出来ます。自由な幅広い働き方を求める方は、ぜひ、フリーランスエンジニアに飛び込んでみてください

フリーランスエンジニアにお仕事を紹介してくれるエージェントは本サイトを運営するエミリーエンジニアを含めて多数ありますので、そういうサービスをうまく使っていけば仕事に就き、安定的に高収入を得ることも可能です。もし、やってみて合わなければ、エンジニアは引く手数多ですから、正社員に戻ればいいのです。 

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