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Swiftで副業はできるか?仕事内容や報酬相場について

スマートフォンは、2005年に初めて日本に登場してから爆発的に普及していきました。中でも2008年に登場したiPhoneの影響は大きく、今までガラケーを使っていた人たちも次々にiPhoneへと乗り換えていきました。スマートフォンの普及に伴ってゲーム動画配信SNSなど様々なジャンルのスマホアプリが次々と登場しています。

iPhone用にスマホアプリを開発する際には、Swiftというプログラミング言語がよく使われています。iPhoneを開発しているのはみなさんご存知の通りアメリカのApple社ですが、SwiftはApple社自身がiPhoneやMacの開発用に作ったプログラミング言語です。近年では人気のあるプログラミング言語として注目を浴びており、Swiftを扱うエンジニアの需要が高くなってきています。 

そこで今回はSwiftエンジニアに焦点を当てて、副業としてスキルを活かして仕事をできるのか、副業で得た経験を生かしてフリーランスのエンジニアとしてのスキルアップにつなげることができるのか、という観点からお話させていただきます。 

Swiftは副業でできる? 

Swift

結論として、Swiftエンジニアは副業することが可能な上に案件数も多くあります。2014年にSwiftが登場するまでの間、iPhoneやMac用のアプリ開発には「Objective-C」が使用されていました。ただ、Objective-Cは言語としては独特で、他のプラグラミング言語と比較しても複雑で長いコードが必要とされます。クラス名の冒頭に「NS」という文字列が付く点も初めて学ぶ人からすると理解し辛い部分でした。

比較してSwiftは、コードが読みやすくて書きやすいことから、登場してすぐに普及していきました。ただ、登場からまだわずか5年程度しか経過していないためにからまだまだスキルの高いエンジニアは少ないです。一方で、iPhoneやMacのアプリ開発需要はどんどん増えており、案件は多くあるのに対応できるエンジニアが足りていない状況です。そのため、副業として取り組む上でも高単価での案件受注を期待することができます。 

Swiftの副業の仕事内容 

エンジニアとして副業に取り組む際には、考慮すべきポイントがあります。本業をやっていく中の片手間で取り組むことができるかどうかです。当然ですが、お客さんの事務所に行く必要がある案件だった場合には時間の拘束が発生する上に、本業に大きな影響が出てしまう可能性もあります。副業での案件を決める際には、在宅でなおかつ時間の拘束がないものを選択するべきです。Swiftで仕事が依頼されるものには下記のような案件です。 

  • 写真撮影アプリ開発 
  • 位置情報取得アプリ開発
  • 求人マッチングアプリ開発
  • ポータルサイトの機能追加開発
  • 女性向け動画配信ソフトの開発
  • ECサイト向け物流システム開発 
  • クリエイター同士の交流用SNS開発   
  • カーシェアリングサービス用アプリ開発 

スマホアプリを開発する案件が多いですが、システムを開発する案件もあります。お客さんの事務所ではなく在宅で取り組むことができる案件も、他の開発案件と比べると多くある上に、アプリ開発を自身のみで行うような案件を選択すれば時間の制約もほとんど発生しません。スマホアプリ開発の案件では、準委任契約という形で開発の労働時間に対して報酬を頂く案件と、最終的な成果物を納品することで報酬を頂く請負型のものがあります。どちらもメリット・デメリットありますが、自身で対応可能な内容か否かだけではなく、対応可能な時間も考慮に入れながら取り組む案件を調整することが大切です。 

Swiftで副業をする際の案件の探し方 

Swiftエンジニアが副業をしようと考えた時に案件を探す方法として3つのやり方が考えられます。 

  1. 1.知人に紹介してもらう 
  2. クラウドソーシングを使用する 
  3. エンジニア向け案件紹介サイトを利用する 

まずは、知り合いからSwiftでのスマホアプリ開発やシステム開発を考えている人を見つけて案件を受ける選択肢があります。正直に言ってかなりの人脈と実績を持っている方でないとこの選択肢を取ることは難しいです。フリーランスとして多くの実績を積んでいてなおかつ幅広い人脈を持っていることが求められるからです。 

次の選択肢がクラウドソーシングサイトを活用して仕事を受ける方式です。クラウドソーシングとは、作り手と依頼主をマッチングするためのサービスです。 

作り手・・・インターネット上で自分が持っているスキルや経験をアピールして仕事を募集依頼主・・・自分が作りたいものを代わりに作ってくれる人を募集 

最近ではフリーランスとしての働き方が少しずつ浸透しているように感じますが、これにはクラウドソーシングサービスの普及が大きく貢献しています。クラウドソーシングサービスとして有名なものは、「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」といったサービスです。クラウドソーシングのメリットは仕事の取り方を選ぶことができる点です。自分で仕事を募集することもできますし、協力を募集している人に自分から応募することもできます。クラウドワークスを例に挙げてどんな案件があるかを見てみると、「システム開発」「アプリ・スマートフォン開発」「ホームページ制作・Webデザイン」「ECサイト・ネットショップ構築」など多彩なジャンルの中から案件を探して自分に合うものを選ぶことができます。まだまだ勉強を始めたばかりで、スキルが十分にないと感じる方向けには未経験者歓迎の案件もあります。スキルアップのためにまずは単価が低いものから取り組み、だんだん経験とスキルを積み重ねてから、スキルが求められる案件に進んでいくプロセスを踏むこともできます。 

最後にエンジニア向けの案件紹介サイトでも、スキルや経験を活かして仕事をすることが可能です。エンジニア向けの紹介サイトでは、週5フルタイムで働く案件が割合としては多いですが、中には副業を許可していて他の案件と両立できるものもあります。特にSwiftであれば、副業として取り組む案件を探すことが十分に可能です。ある程度時間の自由が利くクラウドソーシングと比較すると、拘束時間が長くなるため自由度は下がるところはデメリットとしてあります。しかしその分、長い期間安定して仕事を受けることができるところは大きなメリットです。 

どういった形で案件を受けるかは個々人の状況に合わせて選択をすればよいですが、まずはそれぞれの選択肢を確認してみることが重要です。 

Swiftの副業の報酬相場とは 

Swiftを扱うエンジニアの平均年収を見てみると562万円、月収47万円程度です。これがフリーランスとして業務委託で仕事を受けているエンジニアであれば月収60万円~100万円の単価で仕事を受けることができます。持っているスキルと経験によって単価は変わってきますが、Swiftエンジニアの単価は比較的高めに設定されています。 

Swiftはまだまだ登場してから5年も経過していない新しい言語であるために、エンジニアとしての単価にも大きなばらつきがあります。これは副業として仕事を受ける場合でも同じです。クラウドソーシングの場合には、報酬を受け取る形態が「時給単価」「固定単価」の2種類に大別されます。時間単価の案件であれば2000円~5000円、固定単価の案件であれば5万円~100万円と幅広い設定がされています。設計から考えて作りこまないといけない案件であれば、100万円以上の単価に設定されているものもあります。その分、案件によって求められるスキル経験レベルも高くなります。案件を受注する際には、金額だけを重視するのではなく内容もきちんと確認した上でやるかを決めましょう。 

Swiftを副業で経験すればエンジニアとして活動の場は広げられる? 

副業を経験することでSwiftエンジニアとしての活躍の場は大きく広がります。エンジニアに共通して言えることですが、会社を通してではなく自分自身の成果物を持っていることは大きな強みになるということです。特に今後フリーランスとして自分の腕一本で仕事を取っていく方であれば、持っているスキルと経験に応じて受ける単価の金額は大きく変わってきます。副業として取り組んだ結果として、目に見えた成果物を持てることは他のエンジニアとの差別化を図る意味でも有効です。 

副業として取り組むことにはさらにメリットがあります。成果を出した数だけ人脈が広がり信用値を高めていける点です。エンジニアとして持っているスキルはもちろん重要ですが、加えてどういった人脈を持っているかも重視すべきです。案件の受注の仕方はインターネットを介する以外にも知人から受ける選択肢もあり、多くの人脈があればそのチャンスも多く巡ってきます。加えて、知人であれば互いに信頼関係があることから単価や条件面で優遇してくれることもあるでしょうし、何より相手がどんな人なのかをわかっているという安心感があります。これからは個人としてどれだけ信用値を持っているかが重要な時代になってきます。そこで信頼し合える人脈確かなスキルを持っていることは安定して仕事ができる状態につながります。 

Swiftエンジニアが副業よりも高報酬を得る方法とは!? 

Swiftは扱えるエンジニアがまだまだ少なく、有利なスキルと言えます。そんな中、Swiftエンジニアとしてある程度の経験があるならば、より安定的に高報酬を得る道としてフリーランスの常駐型案件への参画が挙げられます。フリーランスと聞くと「不安定」だと思う方もまだまだ多いですが、常駐型であれば「安定的」かつ「高報酬」が可能です。

さらに、会社員時代とあまり変わらないライススタイルが可能ですので、今の生活リズムをあまり変えたくない!という方には最適です。まずは、自分の希望する案件があるか、調べてみるのはいかがでしょうか。 たとえ、フリーランスが合わなかった場合でも、その後正社員に戻ることも可能です。うまく案件を来なしていくことができれば、大きく年収を上げることもできます。まずは怖がらずに挑戦してみましょう。 

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