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エンジニアライフ #001 「小さなトライを重ねていきたい」

フリーランスに限らず、多様な働き方が広がりつつあるエンジニアの世界。様々な選択肢があるからこそ悩んでしまう、と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、シリーズ[エンジニア・ライフ]では、フリーランスに限らず様々なエンジニアの方の声をお届けしていきたいと思います。
第一回目は、上場企業やベンチャー、外資系会社など多彩なご経歴を持ち、現在は会社員として働く傍ら副業エンジニアとしても活動されているS・Tさんにお話しをお伺いしました。

「フリーランス」と聞くと、すごく優秀な人たちがなるものと思っていました。

Q1.これまでのご経歴を教えてください

大学卒業後、上場企業Slerで金融系プロジェクトのシステムエンジニアを約10年経験後、Webベンチャーで6年間リードエンジニアを務めた後、外資系ITコンサルティング会社、大手Slerを経て、今は流通系の会社で社内SEを行っています。

Q2.大手からベンチャーまで幅広い経験をされていますね。S・Tさんのエンジニアとして最も得意な領域と言うとどの分野になりますか?

基本は、アプリケーションエンジニアだと思っています。

ただ、おっしゃる通り色々な経験をしてきているので、特別”この領域”と言うのはない気がします(笑)。
開発言語でいうと、Java、c#、Ruby、Salesforce、VB.netでのプログラミング経験があります。
上流工程として、要件定義や基本設計、マネージャーとしてPMの役割を担うこともありました。
今の職場では、社内システム全体の再構築プランの策定を0から取り組んでいるので、アーキテクトと言われる領域と言えますね。

はじめて配属された案件は超多忙な案件

Q3.確かに特定するのは難しそうですね(笑)。これまでのご経験の中で、最も印象に残っていること(良かったこと、悪かったこと)を教えていただけますか?

それぞれの案件で印象に残っていたことはありますが、選ぶとすると1つは(新卒で)一番はじめに配属された案件ですね。
そういう時代だったのかもしれませんが…、新卒ではじめに配属された案件は超多忙な案件でした。
先輩と二人で客先に常駐したのですが、先輩が倒れてしまい新卒の自分一人が残されてしまい(苦笑)…1人になった後は、もう開き直ってやるしかなかったので精神的には問題なかったのですが、(長時間労働だったので)体力的にはすごくきつかったですね。

あとは、30歳ぐらい頃に、数十億の大きなプロジェクトを任された時ですね。
海外拠点を結ぶシステムの設計段階で、言葉が通じなくて(苦笑)。仕様を確認しなければならないのに、コミュニケーションが取れなくて困りました。細かな部分は、通訳を挟んで会話するのですが、横で聞いていても「この通訳しっかり訳せてない」のが分かる感じで、あれは困りました。

期待されている以上のアウトプットをせよ

Q4.エンジニアとして仕事をするにあたり意識していることはありますか?

新人の時に「クライアントに期待されていることをアプトプットするだけでは駄目。期待されている以上のアウトプットをせよ。」と教育されてきたので、「言われたことだけをそのままやる」みたいなことはしないようにしています。
必ず「このクライアントにとってはどうあるべきか」「このプロダクトにとって、もっと良い方法はないか」を考えるようにしています。

ただ、受託開発の場合、どうしても限界があります。例えば、クライアントにとって「こうあるべきだ」と考えても、クライアント以上にクライアントのことは考えることは難しく、限界があります。だから途中から、サービス提供側の社内エンジニアに憧れるようになりました。

Q5.今は多様なワークスタイルが選択可能になってきていますが、どのような働き方をされていらっしゃいますか?

基本は、会社員として働いて、空いている時間で副業を少し行っている感じです。
知人に頼まれたシステム開発を行ったり、自分でアプリを作ったりしています。ただ、自分のアプリ開発はあまり進んでないです。どうしても、本業のシステムのことを考えてしまい、後回しになっていまっています。

まずは仕事を好きになることから始める

Q6.エンジニア・ライフを楽しむコツはありますか?ストレス発散法など含めて。

前提として、自分がやっている仕事を好きになること、だと思います。
これはエンジニアに限ったことではないですが、今やっている仕事が苦痛なら、まずは仕事を好きになることから始めることだと思います。
好きになれば、エンジニアなら仕事以外でも何かを作ったり調べたり・・・自然に主体的に行うようになると思います。
”勉強しなきゃ”ではなくて、好奇心で自然に行うようになる。するとスキルも上げりますしアイデアも色々と出ててきます。
“Must”ではなく“Want”にしないダメだと思います。

Q7.周囲のエンジニアの方は、いかがでしょうか?皆さん楽しんでいらっしゃいますか?

今まで関わってきた方を思い浮かべると、仕事ができるエンジニアとできないエンジニア(楽しんでいるエンジニアと楽しめていないエンジニア)が2分されてきているように感じます。

安定収入を得ながら小さなトライを重ねていきたい

Q8.今後、どんな仕事をしていきたいですか?

先ほども触れましたが、自分でアプリを作りたいですね。会社員として安定収入を得ながら、小さなトライを重ねていくイメージです。
ただ、本業でもしっかり結果を出していきたいので、会社の成長に貢献したい。そのために、どのようなシステムを構築していくべきか、しっかり検討をしていきたいです。
エンジニアというよりCIO(Chief Information Officer)のような情報戦略を担っていけるようになっていきたいです。

Q9.エミリーエンジニアは、フリーエンジニアのサポートを行っていますが、フリーランスに興味がありますか?

フリーランスと聞くと、一部の限られたすごく優秀な人たちがなるもので「自分なんて…」と思っていました。
最近は、そうでもないようなので、興味はあります。
実際に、どういう方たちがフリーランスになっているのか、フリーエンジニアの実態が分かっていないので、まずは知ることからでるかね?!
私は家族もいるので、安定的に収入を得られるか、などが一番気になりますね。

Emilee:
詳しく知りたい場合は、遠慮なくご連絡ください。実際の案件情報などを見ながら、どの程度の収入が得られそうかなど、ご相談に乗ることができます。

皆さん勘違いされている方が多いのですが、私たちエージェントは案件を紹介するだけではなく、キャリアプランなどからサポートしているのですよ。
今日は、ありがとうございました。S・Tさんのご活躍をお祈りしています。

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実は、S・Tさんだけではなく、フリーランスを検討する時に最も多い懸念点は「安定的に収入を得られるか」です。
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