「フリーエンジニアでもクレジットカードは作れるの?」
こんな疑問を持っているフリーエンジニアは多いことでしょう。安心してください。フリーエンジニアでもクレジットカードは作れます。
ただ、フリーエンジニアはクレジットカードを作りにくいという噂も出ています。この記事では、フリーエンジニアとクレジットカードについての情報を紹介いたします。
フリーエンジニアとして活動するのであればクレジットカードは必須です。作りやすいタイミングというのもありますので、これからフリーエンジニアになろうと考えている人もチェックしておきましょう。
Contents
フリーエンジニアがクレジットカードを持つときのポイント
フリーエンジニアがクレジットカードを持つときのポイントは3つあります。
特に事前対策が重要なものが多いためクレジットカードを持ちたいと考えているフリーエンジニアや、これから独立したいという人も事前に確認しておきましょう。
複数のカードを持つのは基本
まず前提としてクレジットカードは複数枚持つことをおススメします。
なぜなら、複数枚のカードを持っておくことで現金が足りなくなった時に生活費を捻出できるようになるからです。
フリーエンジニアになると会社員時代とは違って毎月決まった日に給料が入るわけではありません。仕事の報酬が翌月末になることも多く、手持ちの現金が不足するという事態はあるでしょう。そういった際にクレジットカードを持っていれば、現金がなくても生活することができます。
1枚だけだとクレジットカードの上限額は30万円程度でしょう。もしクレジットカードが何らかの事情によって使えなくなった場合には生活できないというリスクもあります。
またクレジットカードを複数枚持っていれば大きなトラブルがあった時でも一時的にキャッシングで借りることができます。
フリーランスのエンジニアは現金がなくて困る事も起こりますので、すぐに使用できるお金を用意しておくことは重要です。
いざという時に100万円程度のキャッシングができるようになれば生活に困る心配はないでしょう。
会社員時代に3枚は作っておく
フリーエンジニアにこれからなろうという人は会社員のうちに3枚ほどクレジットカードを作ったほうが良いです。
なぜならフリーエンジニアになるとクレジットカードの審査が厳しくなるからです。会社員であれば簡単に審査が通るクレジットカードがフリーエンジニアだと通らないということは珍しくありません。可能であれば会社員時代にクレジットカードを3枚は作成しておきましょう。
注意点としては、半年以内にクレジットカードを4枚以上発行するのは危険ということです。
ブラックリストに載る可能性が出てきますので半年以内にクレジットカードを作っている数が3枚を超えないように気をつけてください。
クレジットカードの作成時には固定電話を記入する
クレジットカードを持つとき申請書の電話番号欄に固定電話の番号を記入すると良いと言われています。
フリーエンジニアになるとクレジットカードの審査は通りにくくなりますが固定電話の番号を申請書に記入すれば少し信用度が増すと言われています。もし家に固定電話があるのなら携帯電話の番号ではなく固定電話の番号を申請書に記入しましょう。
フリーエンジニアにオススメのクレジットカードの選びかた
フリーエンジニアになってから作るクレジットカードはどのように選べば良いのでしょうか。
ポイントは気にしない
フリーエンジニアになって作るクレジットカードのポイント還元率は気にしない方が良いでしょう。
もちろん多いに越したことはないのですがフリーエンジニアとして活動するのであればポイントを気にするよりも自分で稼いだ方が早いと気づくはずです。
ポイントよりも年会費やサービス内容で選んだほうが後々のためになるでしょう。
年会費無料のクレジットカードを選ぶ
フリーエンジニアとして活動するのであれば年会費無料のクレジットカードをオススメします。
もちろん資金的余裕があるのなら有料でも構いませんが、最初のうちはお金は可能な限り節約したいですのでクレジットカードは年会費無料のものが良いでしょう。
フリーエンジニアにオススメのクレジットカード
フリーエンジニアにオススメのクレジットカードは3つあります。
楽天カード
年会費無料のクレジットカードの中で最もオススメできるのが楽天カードです。
提携サービスが多いため様々な場所でポイントが使えるのもメリットでしょう。情報を確認するためのサイトが見やすく、ポイント還元率も1%と年会費無料の中では高めです。
何よりフリーエンジニアでも問題なく審査が通るクレジットカードですので最初に作るのであれば楽天カードにしましょう。
リクルートカード
年会費無料のクレジットカードで旅行保険までついているのがリクルートカードです。
フリーエンジニアは仕事内容によっては飛行機で移動することもあるでしょう。そういった場合には旅行保険を活用することができます。
またリクルートカードはポイント還元率が1.2%と非常に高いため日常的に使うクレジットカードとしても適しています。
ライフカード
年会費無料のクレジットカードの中でフリーエンジニアでも審査が通りやすいと考えられるものがライフカードです。
楽天カードやリクルートカードに比べるとフリーエンジニアに有利な特徴はありませんが、他の種類のカードに比べると便利なのでサブカードとして持っておくのには適しているでしょう。
フリーエンジニアの審査ではどこに注目されるのか?
フリーエンジニアクレジットカードを作る時にはどのような部分を審査されるのでしょうか。
継続的に収入を得られているか
まず大前提として収入が審査の対象となります。
サラリーマンでの年収300万円とフリーエンジニアの年収300円が同じレベルで審査されるということはないでしょう。
サラリーマンは継続的な収入ですがフリーエンジニアの場合は不安定な報酬でしかありません。フリーエンジニア歴が長いほど信用情報があると考えられます。
実家か1人暮らしか
実家にいるのか1人暮らしなのかも評価対象となるようです。
実家生活をしている場合は、フリーエンジニアであっても自由に使えるお金が多いと考えてもらえます。
そのため1人暮らしに比べで審査が通りやすい傾向があるようです。
過去にキャッシングや税金を滞納していないか
過去にクレジットカードや税金、保険料などで対応していた場合はブラックリストに載っている可能性があります。
ブラックリストに載っていなかったとしても滞納したという事実は残っていますので審査が厳しくなるでしょう。
携帯電話の料金を1ヶ月滞納したというだけでも審査に影響を起こしかねませんので可能な限り料金の滞納はしないようにしてください。
個人と事業でクレジットカードはわけたほうが良いのか?
クレジットカードを複数枚持つのは基本ですが、フリーエンジニアは個人と事業でクレジットカードを分けた方が良いのでしょうか。
人によって見解が分かれる部分ではありますが、基本的には個人と事業のクレジットカードは分けることをオススメします。
理由としては個人と事業のお金が合わさっていると確定申告の計算が面倒という問題があります。
経費を計算するときに個人の支払いが紛れ込んでいると税務署に怪しまれやすいという問題もあります。
特別な理由がなければ個人と事業のクレジットカードは分けた方が良いでしょう。
クレジットカードを作れない時は家族カードを検討
もしも何らかの理由でクレジットカードを作れないのなら、家族カードを利用することを検討しましょう。
家族が使っているクレジットカードで家族カードを作ってもらうことでフリーエンジニアであっても審査不要でクレジットカードを持つことができます。
注意してほしいのは、家族カードの支払いはメインのカードを持っている人の口座で請求されるということです。あなたが使った料金も家族に請求がいきますので使いすぎに気をつける必要があります。
また家族カードの種類によっては上限金額や使用条件なども決められています。
審査が必要ないというのは魅力的ですが自分でクレジットカードを作れるフリーエンジニアは家族カードを利用しなくても良いでしょう。
フリーエンジニアにはクレジットカードは必須
支払いを後回しにできるため使いすぎると言われるのがクレジットカードですが、実際には入金が遅い依頼主がいても安心して生活できる命綱の役割があります。
フリーエンジニアで活動するのなら仕事の報酬は翌月末に受け取ることが多くなります。
出費がかさんでしまい、お金は入る予定があるのに手持ちの現金が少なくて生活が苦しくなるなんて話はフリーエンジニアだと珍しくありません。
そんなときにクレジットカードを利用すれば利子無しで支払いを翌月にできるのです。
オススメは楽天カード、リクルートカード、ライフカードです。
これらのクレジットカードであればフリーエンジニアでも審査に通りやすいでしょう。
また確定申告のことを考えると個人と事業でクレジットカードは分けておくことをオススメします。